『嵐の中の教会』を読んだあと読みたくなった本です
1985年ドイツの敗戦40周年にあたり
フォン・ヴァイツゼッカー大統領が
ドイツ連邦議会で記念の演説をしました
それを書籍化したのが『荒野の40年』です
「ドイツの良心」と言われた大統領は去年92歳で亡くなりました
「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目となる」というフレーズは有名になりましたが
私はそれよりもこの演説にキリスト教の言葉が
点在していることに感動しました
特に訳者が苦労したという「われわれは人間として心からの和解を求めております。」
の「心から和解」の原語は神との和解、神からの赦しを意味し
世俗、日常の和解では済まない言葉なのだそうです
この和解は国という集団的なものではなく個人的なものです
ヒトラーは戦争が始まる前に安楽死殺害政策により
ジプシーや同性愛者や精神障害者を処分すると決めたのです
これの中心的担い手は市民たちでした
何が正義なのか
国の指導者がそれを決めてしまう恐ろしさは
反キリストが出現した時にもっと酷い状態で再現されるのでしょう
それでも
ボンヘッファーのように処刑されることを恐れず
神の義を求める人もおられるでしょう
私はそのとき天にいるはずです
✝
あなたの宝のあるところに、あなたの心もあります。
マタイ6:21

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