志の輔 戸隠の夜

開演前の戸隠そば博物館とんくるりん

金屏風が置かれた高座


父が大好きな落語を聞きに家族そろって出かけました

こんな田舎で生で聞けるなんてうれしいことです

前座のおふたりの後は

志の輔師匠の『みどりの窓口』の一席

ああ ホントに面白い

笑いっぱなし



中入り後は森鴎外の『高瀬舟』でした

シーン 笑いなし

朗読でもない語りというのでしょうか

罪人である喜助は

二百文を与えられて遠島になったことを有難いと言います

遠島になった理由は現代で言う「安楽死」です

志の輔師匠の力量で情景がありありと目に浮かびました

笑って終わりの落語ではなく

志の輔師匠の落語は余韻がいつまでも続きます


裁判員制度の導入により

『高瀬舟』がよく読まれるようになったそうですが

血の通った審理がなされることを願います


旧約時代に喜助のような人がいたら

のがれの町に逃げ込めたでしょうか


ただし、彼に殺意がなく、神が御手によって事を起こされた場合、
わたしはあなたに彼ののがれる場所を指定しよう。
出エジプト 21:13

あなたがたは町々を定めなさい。それをあなたがたのために、
のがれの町とし、あやまって人を打ち殺した殺人者が
そこにのがれることができるようにしなければならない。
民数記35:11

ヨシュア記20章にもそれの規定があり

在留異国人にも適用されたのです





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